カードの強さってどうやって比べるの?
まず結論から言ってしまうと、ネコカでは上位互換や下位互換というものは今のところ少数です。(アーモンドピークコラボなど、意図的に弱くしているものもあります)
使い方次第で、どんなカードも使うことができるのがこのカードゲームの良い点だと思います。
・・・とはいいつつも、このカードは使いやすいな!これなら採用したいな!という点はあります。
個人的な考えになるので、ベテラン勢はそれは違うよ!となるかも知れませんが、初心者さんがデッキ構築に悩み出した時の一つのヒントになれば幸いです。
今回は、キャラカードに関して書いていきます。
強さを見るのに気にしないといけない点は
①スタッツ(コストに対する攻撃力、体力)、コスト
②テキスト(名称、職業、色など)
③効果
の3つで分けます。
①スタッツ.コスト
スタッツとは、攻撃力と体力の和のことでこのレベルとソウル消費(コスト)でこのスタッツを持つと能力が無くても優秀という数値があります。
それを知っていると、他のカードとの選択をしやすくなります。まずは黄色のルーンを持つカードで見ていきましょう。
レベル1
ブリキ兵士はレベル1の能力を持たないカードです。このように能力を持たないカードをバニラ(なにも入っていないアイスクリームに例えて)と言ったりもします。
レベル1.1コストで攻撃2/体力1(今後は2/1のように表現します)の合計が3を、このコスト帯の標準と考えていいと思います。
攻撃と体力が反転して1/2となっているキャラもいますが、これも同等のスタッツを持っているものと考えても良いでしょう。
レベル2
エリオットはレベル2のバニラです。
コストは2.キャラチェンジコストは1です。キャラチェンジは前のレベル分軽減と考えておいて問題ないと思います(レベル2は1軽減、レベル3は2軽減、レベル4は3軽減)
レベル2.2コストで3/2の合計が5が標準です。2/3、1/4など合計が5になれば同等と考えて良いでしょう。
レベル3
ゼロキスはレベル3のバニラです。
レベル3.3コストで4/3の合計が7が標準です。
レベル4
ヨシナカはレベル4のバニラです。
レベル4.4コストで5/4の合計9が標準です。
まとめると、レベル1は3.レベル2は5.レベル3は7.レベル4は9のスタッツを持つと標準のものを持ち合わせており、デメリットがある代わりにスタッツが上がる、効果がある代わりにスタッツが下がったりコストが増えたりするので、その増減に見合うものを持っているならば採用するとよいでしょう。
ちなみに
エーベルハルトのように、標準スタッツを持ちながらに効果を持つようなキャラもいるので、そのようなキャラクターはいわゆる「雑に強い」と分類されるカードになると思います。
②テキスト
先程あげたブリキ兵士とエーベルハルト、早速下位互換生まれてるじゃねえか!!
って、突っ込んでくれる人がいるかも知れません。いてくれたら嬉しいな。
しかし、下位互換ではないと言える点があります。それはブリキ兵士の職業が武闘家だという点です。
各色毎に得意な職業があり、その職業が出ることで効果が使える、その職業をサポートするといったメリットを持つカードがたくさんあります。
始めたてのうちは、その得意な職業と色でなるべく統一することでとても戦いやすくなると思います。
得意な職業は
- 赤・・・剣士、魔道士
- 青・・・ウォリアー、ランサー
- 黄・・・武闘家、アーチャー
- 緑・・・ランサー、剣士
- 紫・・・魔道士、ウォリアー
- 橙・・・アーチャー、武闘家
テキストの見方を、キンクラ版シャルロットを例に見ていきましょう。
シャルロットはこのようなスタッツと効果を持っています。スタッツだけ見ればレベル4、4コストのヨシナカと同様ですね。
コスト、スタッツ・・・上でも書いた通り、コストは標準より1高いのにスタッツは変わらないものになります。それを埋め合わせるものがあるのか見ていきます
名称・・・「シャルロット KINGS CROWNVer.」という名前に何かメリットがあるか考えます。シャルロットという名称を用いて「シャルロット Soul of KnightsVer.」のアシスト効果を使うことができます。このカードを使う場合にはメリットになり得ると考えます。
KINGS CROWNVer.という名称には現在ではメリットはありません。茶熊やちびなどの名称の場合だとたくさんのメリットがあり、ここの名称もしっかり考慮することが大切です。
色・・・シャルロットの色は赤です。他のカードも赤にすると戦いやすいです。
効果・・・赤ルーンが2つついていると、攻撃時に他のキャラクター分のダメージを直接相手の山札に与える効果を持ちます。
まず、効果を使うためにレベル3の赤ルーンを持つキャラからキャラチェンジするか、別の方法でルーンをつける必要性を考慮します。
効果のために、別のキャラを出すことやダメージを与えることでメリットを生むキャラクターの採用を考えます。例えば「ジュダ お花見ver」がいるとダメージを3追加できる。「リリー ワールドエンドVer」の効果で1多くなるなど、効果に噛み合うキャラクターの採用を考えます。効果に関してはまた後でも記述します。
タイプ、職業・・・現状、タイプを参照する効果はないので職業のみを参照します。
シャルロットの職業の魔道士は紫の得意な職業で「ミレイユ おやすみVer.(覚醒)」の効果で魔道士デッキから手札に加えることができるなどメリットのあるものなので、とてもプラスな要素となります。
その他・・・カードに覚醒カードが存在するのか確認するのも大切です。そのカードを採用するのか、採用するなら何枚入れるのかもテキストを見ながら考えます。
という風な感じで考えます。
1枚使いたいカードを決めると、それをサポートしたり、別の勝ち筋のカードを採用したりしていくとパズルのように他のカードが埋まってくると思います。
③効果
これが1番悩む点だと思います。
どんな効果だとどれくらいのコストに釣り合うの?っていうのは正直僕も明言はできません。
効果の種類については公式を貼り付けておきます。(需要があれば書こうと思います)
とりあえず、こういう効果が扱いやすいよ!という1例だけ上げておきます。
(もしかしたら、プレイヤーが使うかもしれないTCG用語も合わせて書いておきます。分からないこと言われたら対戦相手に迷わず聞きましょう!)
ドロー
カードを〇枚引く(引いてもよい)という効果です。デッキ=ライフポイントなので命削りの行為ではありますが、手札があると選択肢が増えたくさんの行動ができるため多いに越したことはありません。手札が少なくて困る経験が多い場合は採用してもよいでしょう。
サーチ、擬似サーチ
デッキから特定の条件を持つカードを手札に持ってきたり、それに近いことができる効果です。
欲しいカードを選んで持ってこれ、どんなデッキにでも採用されている効果です。特に職業サーチはレベルの幅がないためメインで使いたいキャラを持ってきて強力なキャラの展開に使ったりなど、ネコカの潤滑油としてなくてはならないカードの1つであります。
サルベージ
捨て山から条件に合うカードを再び手札に加えることができるカードです。緑のキャラ、モンスターのトリガー、タウンの効果など手札に加える手段は様々ですが、デッキを減らすことなくカードを選んで戻せる効果は後になればなるほど強力です。
サルベージとは意味が変わりますが、捨て山のカードを再び場に出す効果もあるため、これも同様に強力です。
バーン
相手の山札に直接ダメージを与える効果です。短期戦を決めたかったり、睨み合いが続く場合に有利にゲームを運ぶことができます。
突破
相手が防御をした場合でも、体力の超過分を山札に与えることができます(シャルロット攻撃力5で攻撃し、キャトラ体力1で防御を選択した場合、5-1=4ダメージを与えることができます)
二連撃
この効果を持っているキャラで攻撃し、防御されずダメージを与えた場合一度攻撃力分のダメージを与えた後、撤退等しなければもう一度そのダメージを与えることが出来る効果です。
突破などのダメージでは二連撃は発動しないので、二連撃のキャラが出た場合は受け流すことのできるキャラを立てておいたり、モンスター効果などにより押さえつけておくことが大切です。
(他に教えておいた方がいいんじゃない?というのがあったら追記します。)
少し踏み入った話になるので0からだと???となるかもしれませんが、体験会等で慣れてもっと強くなりたい!!という時に見ていただけるとプラスにはなるのかな?と思います。
よきネコカライフを!!